学校紹介 学校長あいさつ

学校長あいさつ

平成29年の今年、創立84年目を迎え、本校は伝統ある女子校でありながら進取の気風に満ちています。昨年、大阪の私学として初めて専門学科の美術科を設置し、普通科4コース、美術科1コースの多様な学びを実現する総合タイプの女子校へと発展しました。

これまでのキャリア進学コース、幼児教育コース、キャリア特進コース、スポーツコースに加えて、美術科のアート・イラスト・アニメーションコースを設置したところ、昨年は近年最高となる19学級・688名の入学者数となりました。府内の私立女子校は、少子化等の影響もあって年々入学者が減少し、多くが定員割れという状況です。そのような厳しい中にあっても、過去5年間、本校は府内女子校で最大の外部入学者数を誇っており、建学の精神「桃李成蹊」、行動指針「忠恕」を基軸とした女子教育への真摯な教育姿勢と、生徒のニーズに合った多様なコース配置、また本学園に併設する大阪成蹊大学と大阪成蹊短期大学、びわこ成蹊スポーツ大学に接続する学園の総合教育力は、多くの中学生やその保護者の皆様から高い評価をいただいています。

本校は全学年で48学級という規模の大きい学校ですが、「大規模校でありながら一人ひとりの生徒を大切に」を教育理念に持ち、詰め込みの環境を作らないという教育方針を貫いています。平成29年度は549名の新入生を迎えました。 4月1日現在の在籍者数は1646名、48学級編成で、コースによって違いはありますが、全体平均すると1クラスあたり34.3名です。他の府立・私立高校よりも一足早く35人学級を実現しています。これは、学校の教育方針に基づいて一人ひとりの生徒に向き合う姿勢を重視して、35人学級を実践しています。また、公立の府立高校では平均退学・転学率は3%以上ということですが、本校はその半分以下です。大規模校であっても、安全で安心な学びができる学校をめざしており、退学者や転学者が少ないという魅力も備えています。

現在、本校は時代のニーズに応える教育に邁進しています。各コースの特色ある教育はもとより、全コースで「グローバルなキャリア教育」を教育目標の中心に据えています。昨年、台湾で伝統があり、多くの生徒を抱える女子校、金陵女子高級中学との国際交流を開始しました。昨年5月には32名の生徒が本校に来られ、12月には40名の本校生が台湾を訪問しました。たいへん友好的な雰囲気で、充実した交流会を行うことができました。また、毎年実施しているニューヨークでの海外キャリア研修、オーストラリアでホームスティしながら語学を学ぶ各種の希望制研修も、大きな成果を挙げています。全員が参加する修学旅行では、すべてのコースが海外に出て、豊かな国際感覚と世界の多様性を学ぶこととしています。今年3月に実施したオーストラリア修学旅行では、シドニーやメルボルン、ケアンズと行き先はコース毎に違いましたが、93%の生徒が「大満足した」「満足した」と回答しており、「満足しなかった」という回答はゼロでした。そして、これらの海外研修に求められる「使える英語力」の育成にも本校は力を入れています。普段の英語の授業では、スピーキングやリスニングを重視しており、ネイティブスピーカーのNET(Native English teacher)による授業も年々拡大しています。放課後には希望者を対象として、世界最大手の英会話学校であるベルリッツ・ジャパン社と提携した無料の英会話教室を展開しており、生徒たちには大評判です。本校は、よりいっそう生徒のニーズに応え、生徒の夢と希望を育む教育の充実に努めております。

今後とも、PTA・蹊友会・後援会の皆様のお力添えを得て、活気あふれる学校づくりと学校力の向上に向けて、全教職員をあげて取り組んでまいる所存です。本校への変わらぬ御支援をお願い申し上げます。

大阪成蹊女子高等学校長 紺野昇

行事などでの学校長メッセージ

Page Top