お知らせ

3月19日終業式での学校長あいさつ

24.03.19
おはようございます。
昨日は大阪成蹊大学、大阪成蹊短期大学の卒業式でした。
卒業生代表の方の「謝辞」が想いのこもった素晴らしい内容で、式を締めくくるにふさわしいものでした。
やはり卒業式はいいなと思いながら、私も参列させていただいていました。

先日、本校でも卒業式があり、たくさんの先輩たちが卒業していきました。
卒業生が巣立っていく姿を見送りながら、いつも思います。
この人たちが、本校を卒業してよかったと将来も思える学校であり続けないといけないな、と。
そして、在校生が、ここにいるみんなが、高校生としての残りの時間を、自分らしく駆け抜けることができるように、全力で支えないといけないなと、いつも思います。
卒業式というのは、卒業生にとってはもちろん、我々にとっても、そんな特別な日なんです。

さて、私は、朝の通勤で、井高野駅からのスクールバスを利用しています。
先日、スクールバスを降りた時に、ちょうど大学の校舎に入ろうとしている大学職員の方に、バスから降りてきた本校の生徒が、「おはようございます」と挨拶をしている姿を目にしました。
また、いつも杖を使って歩いている大学職員の方からは、通勤の阪急の車内で、本校生が席を譲ってくれたり、あるいは譲ろうとしてくれることが、度々あるとうかがいました。
若い人に優しくされて、そしてそれが本校の生徒で本当に嬉しいと、おっしゃっていました。
本校生が大学の職員の顔を覚えていること、知っていることはほとんどないと思いますが、学園の一員として挨拶をしてくれたり、あるいは杖をついている人を見て電車内で席を譲ってくれたりと、こういう話はとても嬉しいです。

またつい先日も町内会の人が、「成蹊の子は、本当によく挨拶するようになったね」と言ってくださいました。
みんなのことを誇らしく思える瞬間の一つです。
みんなの、そんなちょっとした行動、あるいはちょっとした善意が積み重なって、本校を支えています。
そんな姿を思い浮かべながら、ついこの間も副校長と二人で、「ウチの生徒ってホントにいいよなぁ」って話をしていました。
みんなが卒業して何年もたってからも、「いい学校やったなぁ」って思ってもらえるように、来年度も我々は頑張りたいと思います。

それでは、本日をもって今年度は終了します。
みんなよく頑張りました。
4月からも一緒に頑張りましょう。
では、新年度に会える日を楽しみにしています。
一年間、お疲れ様でした。
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