お知らせ

3月21日終業式での学校長あいさつ

25.03.21
おはようございます。
昨日は大阪成蹊大学、大阪成蹊短期大学の卒業式でした。
卒業生代表の方の「謝辞」がとても心温まる、素晴らしい内容で、式を締めくくるにふさわしいものでした。
大阪成蹊学園で学んだ「誇りと自信」を胸に、これから社会に出ていく決意を述べられていました。

本校も、先日、卒業式があり、皆さんの先輩たちが、たくさんの笑顔とともに巣立っていきました。
これから自分で選んだ道を歩んでいく、その希望と期待に満ちた顔を見ながら、これからの活躍を祈りつつ、少し寂しさも感じる特別な一日でした。
皆さんも、あと一年、二年で人生の次のステップに向かいます。
すでに自分の進むべき道をハッキリと持っている人もいると思いますが、まだ漠然としたイメージを抱いている段階という人も少なくないと思います。
いずれの場合であっても、さらに自分でもっと情報を集めて、具体的に考え始めることが大切です。
早く目標が立てられて、早くやるべきことが決まれば、それだけ早く準備に取り掛かかることができます。
準備に集中できますしね。
だからこの春休みは、自分の進路をしっかりと見つめる時間をとってください。

と、偉そうなことを言っていますが、自分自身を振り返ると、実は教師になると決めたのは、高校三年生の夏休みの最後の日でした。
それまでは弁護士か裁判官になろうと思っていたんですが、三年生の夏休みの初めに、社会科の先生が希望者を裁判所の見学に連れて行ってくださいました。
初めて本当の裁判を見て、自分が思い描いていたものと全然違っていて、それで僕には向いていないと進路変更しました。
やっぱり、「百聞は一見にしかず」です。
自分で見てみること、感じてみることがとても大切ですね。
それからがどうしようか大変でしたが、夏休み中考えて、教師になることを決めました。
みんな色々と悩みながら進路を決めていきます。
皆さんも、頭の中で考えるだけではなく、しっかりと自分で情報を集めに行って、いっぱい悩んで、進路を決めていってください。
この春休みは、ぜひ、そのために使ってみてくださいね。

それでは、本日をもって今年度は終了します。
皆さんよく頑張りました。
4月からも一緒に頑張りましょう。
では、新年度に会える日を楽しみにしています。
一年間、お疲れ様でした。
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