平成30年度 大阪成蹊女子高等学校 6月全校朝礼講話
全校生徒のみなさん、おはようございます。
5月の全校朝礼では、美術科に焦点をあてたお話をしました。
今日はスポーツコースについて私が思うことをお話したいと思います。
前回もお話しましたが大阪成蹊女子高校は、「多様性(5つのコース)という魅力がある学校だ」ということです。
そして本校生であるみなさんは、「好きなコースを選択してここにいる」人たちなんです。
これは本当に素晴らしいことだと思います。ではスポーツコースのお話をします。
まず、本校にはスポーツコースがあります。これは体育コースではありません。
そして、本校の併設校にびわこ成蹊スポーツ大学があります。この大学は体育大学ではありません。
みなさんは、体育いう言葉とスポーツという言葉の違いを知っていますか?
実は、「体育」とは教科の名前なんです。学ぶ内容を国が決めているのです。
それに対して、「スポーツ」とはもっと多くのことを含んだ表現です。
競技する、観戦する、サポートする、全てを含んでいます。
スポーツコースは 競技、観戦、企画、生涯スポーツ、コーチング、トレーニングなど、スポーツに関することを幅広く学ぶコースです。
他のコースのみなさんは、こんな面白いことを勉強している仲間がいることを知っていてください。
ここで、少しクイズ風にスポーツに関する人の例を挙げてみます。
みなさん、次に前に写す人の名前を答えてください。
上の写真の人は誰でしょう。平昌オリンピックの金メダリストです。
そう、パシュートで金メダルを取った高木美帆選手です。
「このチームだからこそ、このチームで優勝したかった」素晴らしい言葉でしょう。
これは一緒に戦ったチームメートに送った言葉です。
次に下の写真の人は誰でしょう。この人も平昌オリンピックの金メダリストです。
スピードスケート500mで金メダル金メダルを取った小平奈緒選手です。
「私はまだあなたのことを尊敬しているよ」これも素晴らしい言葉でしょう。
銀メダルだったライバルの李選手への言葉です。
次のスライドも、選手の名前を当ててください。
ただし主役は選手ではなくサポーターつまり観戦者の方です。上の写真の男性は誰でしょう。
そう大リーグのイチロー選手です。
そして、「年にわたって応援してくれたことを感謝します」という言葉は、試合の度に通算安打数のプラカードを持って応援してくれた世界一のイチローファンであるエイミーさんへのお礼の言葉です。
移籍の際のお別れの言葉だったんですね。
そして、下の写真は、この春再びマリナーズに帰ったイチローにエイミーさんが送った言葉です。
こんな風に、スポーツの周りには、名コーチの言葉、伝説のトレーナーの言葉、道具職人さんの言葉、マネージャーの言葉など名言がたくさんあるんですよ。
さて、スポーツコースのみなさんは何をめざしていますか?どんな道を選んでも、ずっとスポーツを愛する人でいてください。
今日の話は以上です。