1月8日始業式での学校長挨拶
22.01.11
令和3年度 大阪成蹊女子高等学校 第3学期始業式挨拶
-令和3年度 3学期始業式を迎えて-
皆さん、おはようございます。
2022年が明けて1週間。
再び厳しいコロナ禍の状況になってはいますが、1年の始まりにあたり期待を膨らませ、前を向いてほしいと思います。
そして、今日から3学期です。
学校では学年の締めくくりで大切な時期となります。
「有終の美」や「終わり良ければすべて良し」など、締めくくりの大切さを表す言葉もあります。
この1年間の自分を認めて、納得できる締めくくりになるよう、日々努めてくれることも願っています。
「自分を認める」ということと「自分を褒める」ということは違います。
自分を認める、ということは、 自分をよく知り、満足できることや足りないと思うこと、できたことやできなかったこと、好きだなぁと思うところや好きになれないなぁと思うところなど、色々なことを含めて自分なんだ、と思えることだと考えます。
もちろん、頑張ったなぁと思える時には自分を褒めてあげることを忘れないでほしいですが、頑張ったなぁと思える時とは、他人(ひと)から評価をされる時と重なることが多いのではないでしょうか。
結果や評価ではなく、自分の取り組む姿勢や頑張ろうと思う気持ちにも目を向け、自分を認めるポイントを多く作ってほしいです。
ちょっと欲張りなことを言うと、自分を認めるポイントに、「何事にも一生懸命に取り組もうとする」というポイントがあると嬉しいですね。
やらずにできない、と決めつけていたり、あきらめていることが増えていませんか。
一生懸命に取り組めば、一生懸命に取り組んだという事実が残ります。それでいいのです。
「何事にも一生懸命に取り組もうとする人」・・・素敵です。
もしも結果を出したいなら、取組み方を変えて、また一生懸命に取り組んでみればいいのです。
3学期は短いですが、いつもの「マスクをしていても笑顔」を忘れず!に「何事にも一生懸命」をプラスして今日から過ごしてほしいです。
最後に、日々の健康観察や私たちができる感染拡大防止対策を絶対に忘れることなく、家に帰ったら「手洗い・うがい」もしてくださいね。
では、この1年が皆さんにとって良い年であることを願って、私の年はじめの話とします。