7月22日終業式での学校長あいさつ
24.07.22
おはようございます。
ようやく梅雨も明けましたね。
この夏も酷暑の予想がされています。
水分・塩分を取り休憩をしながら、熱中症にはくれぐれも気を付けてください。
そして長い夏休みに入りますが、4月に「私、続けます!」と決めたこと、しっかりと続けてくださいね。
さて、私は、毎朝、井高野駅からスクールバスを利用しています。
いつもは、学園正門を入って、ちょうど像のある所くらいでバスを降りるのですが、先日、かなり雨が強かった朝に、ドライバーさんがいつもより少し前までバスを動かして、ちょうど、大学と高校の校舎を結ぶ通路、屋根のある所でバスからおろしてくださいました。
降りるとき、少しでも雨に濡れないようにという気遣いをしてくださったんですね。
もちろん、駅から徒歩で通学する生徒・学生や教職員がたくさんいるので、人が多いときは、安全のため、そこまでバスは入りませんが、たまたま他の人たちの少ないタイミングだったので、いつもより前まで行ってくださったんでしょう。
バスから降りて傘をさすまでのほんの少しの間だけですが、濡れずにとても助かりました。
こんな風に、ちょっとした気遣いをできる人になりたいものだと思いました。
そして、もし、そんな気遣いをしてもらったら、「ありがとうございます」とか「助かります」とか、一声かけることが大切だなとも、この時、改めて思いました。
皆さんも、校内で、あるいは街中で、そんな気遣いができたり、気遣いをしてもらった時に自然と感謝ができたりする人になってくださいね。
もちろん、そうした気遣いができる人が本校にたくさんいます。
昨年度まで本学の併設大学に勤務されていて、普段、よく杖を突いて歩いておられる方がいらっしゃるんですが、その方が「阪急電車内で、成蹊の子がよく席を代ろうとしてくれる」とおっしゃっていたことを思い出しました。
とても嬉しい話でした。
ところで、毎年恒例になってきましたが、一学期の終業式に、先生たちのおすすめ本の一覧が皆さんに配られます。
少しでも面白そうと思った本があれば、ぜひ、図書館で手に取ってみてください。
きっといい本に出合えると思いますよ。
実は私は昨年度、この「おすすめ本」で紹介されていて、面白そうと思って買った本があります。
それをまだ読んでないことを思い出しました。
一年経ってしまいましたが、この夏、必ず読破します。
皆さんも、勉強や部活の合間に、ぜひともいい読書時間を過ごしてください。
では、充実した夏休みになることを祈っています。
また、2学期に。