12月23日終業式での学校長あいさつ
23.12.23
皆さん、おはようございます。寒い朝となりました。
風邪に注意です!
さて、先日、修学旅行と国際交流研修で、シンガポールと台湾に行ってきました。
私自身も久しぶりの海外で、少し不安もありましたが、一緒に行った生徒の皆さんが、総じて時間もよく守り、集団で動くことを理解して行動してくれたので、予定通りのスケジュールで進めることができました。
昨年度の修学旅行でも感じましたが、本校の生徒は、本当にモラルやマナーをよくわきまえて行動できる生徒だな、と思いました。
ところで、海外に行くと、やはり日本との違いを多く感じます。
その国の歴史や文化がよく反映された街並みもそうですし、例えば台湾では、信号待ちの車列の前にバイク専用の「信号待ちゾーン」があって、信号が変わると多くのバイクが一斉に走り出すところなど、日本で見ることはありません。
シンガポールでは本当に道にゴミが落ちていませんでした。
また食べ物もそれぞれの国の固有の料理があり、興味深いものでした。
台湾で食べた「胡椒餅」、現地の言葉では「フージャオビン」というそうですが、これもとてもおいしかったです。
一方で、随分と日本の文化が入り込んでいるのもよくわかりました。
その一つが日本食。お寿司やラーメン、うどん、親子どんぶりなど、向こうでも気軽に食べられる環境でした。
そして日本のキャラクターもたくさん店頭に並んでいましたし、日本車もたくさん走っていました。
海外の人が、日本の何を好ましいと思っているか、というのがよくわかりますね。
こんな風に、改めて日本の良さ、シンガポールの良さ、そして台湾の良さを感じることができた九日間でした。
今回、そして昨年、修学旅行で沖縄に行った人も、大阪の良さや沖縄の良さを感じた事と思います。
皆さんにはこれからも、機会があればできるだけ多くの土地に行ってほしいと思いますし、その土地や自分の住む地域の良さを知る体験をたくさんしてほしいと思います。
そうした体験は、ただ単に楽しいだけでなく、自分自身の価値観の幅を広げること、人としての幅を広げることにもつながると思うからです。
今回の経験がそのきっかけとなれば幸いです。
それでは、2023年も残り少なくなりました。
新たな年が皆さんにとって素晴らしい一年となりますよう、心より祈っています。よいお年を。