お知らせ

4月8日始業式での学校長挨拶

23.04.10

令和5年度 大阪成蹊女子高等学校 第一学期始業式挨拶


おはようございます。
令和5年度のスタートです。
よろしくお願いいたします。

この春休みもたくさんの生徒の皆さんが、クラブをはじめ、いろいろな活動を頑張ってくれました。
真摯に取り組んでいる皆さんに敬意を表します。
そして、新たな1年が始まります。
私も目標を立て直して頑張りますので、皆さんも心機一転、新たな目標をもって、新学年に臨んでください。

さて、私は中学、高校とサッカー部でしたが、高校のころ、部活の練習がきつくて、辛いときがよくありました。
とくに、練習の最初、ストレッチ、当時は「柔軟運動」と呼んでいましたが、そのあとのダッシュがとてもイヤでした。
4列縦隊を組んで、前の列から順番に走るんですが、距離は短いながら、本数が多いので、辛くていつも列の後ろの方に並んでスタートしていました。

でもあるとき、フッと思ったんです。
前の列に並んで早く走った方が、次の練習までの休憩が少しでも長くなるかもって。
それでできるだけ前の方からスタートするようにしたんですが、これが大正解。
不思議なことに、練習の強度は変わらないのに、気分的に今までよりずっと楽に走れるようになりました。

つまり、「走らされている」という受け身でダッシュするのと、積極的に自分から走るのでは、同じ練習でも随分違うんですね。
気分的にもそうですし、効果も違う気がしました。

皆さんも、もし、今、受け身の姿勢で取り組んでいるのがあれば、是非一度、自分から取り組むようにしてみてください。
どうせやるならその方がずっと楽しくて効果が高くなると思います。
昨今流行りの言い方で言うと、「よし、やるぞ!」という言葉で「自分の脳をだましてあげる」、ということです。

ですから今年度は、受け身から脱却し、自分から動いていく年にしましょう。
そこで、今年の本校のテーマは、「私、やります!」と、勝手に設定しました。
では、このテーマのもと、一年間、一緒に頑張っていきましょう。
よろしくお願いします。
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