お知らせ

1月9日始業式での学校長あいさつ

24.01.09
皆さん、おはようございます。
新しい年を迎え、また新たな気持ちで新学期に臨んでくれていると思います。

今年は元旦から能登で大きな地震が起こり、たくさんの方が被災されました。
29年前の阪神淡路大震災を思い出すような報道に、ただただ驚きショックを受けています。
今も懸命に救助が続けられていますが、亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様にお見舞いを申し上げます。

大阪市内でも震度3から4の揺れがありました。
皆さんのお家は大丈夫でしたか?
私の親戚が金沢にいるのですが、幸い怪我はなく、また家屋の大きな被害もなかったそうです。
ただ大きな揺れで家の中は物が散乱し、「ぐちゃぐちゃになった」と言っていました。
現在も片付けに追われているようです。
私にできる事は限られていますが、何か少しでも力になれることがあればと思いながら、日々を過ごしています。
皆さんも、自分にできる範囲で何かできることがないか、考えてみてくださいね。

さて、先日、ある百貨店のチョコレート屋さんに併設されたイートインのスペースでパフェを食べたんですが、とても美味しくて、食器を返却するときに受け取りに来てくれた店員さんに「めっちゃおいしかった。ありがとう」と言うと、ほんとにいい笑顔でにっこりしてくれて「ありがとうございました」って言ってくれました。
その時に思ったんですけど、いい笑顔と「ありがとう」という言葉は、もらって嫌な思いをすることがありませんよね。
今年はこの2つを大切にしていこうと思いました。

私は、ずいぶん前ですが、阪急電鉄で半年間研修を受けていたことがあって、梅田駅構内のコンビニや本屋、パン屋さんなどで接客の仕事などもしていました。
その時にお客様から「ありがとう」と言ってもらったことが何度もありました。
やっぱり嬉しいですね。
仕事の「やりがい」につながったものです。

ところで、皆さん、知っていますか?
あるテレビ番組で聞いたと思うのですが、何か買い物をして買ったお客様の方が「ありがとう」という言葉を店員さんに伝えるのは、大阪をはじめ関西圏くらいだそうです。
でもこの感謝の気持ちを伝え合うというのはとても大事な文化だと思います。
これからも残していきたいですね。

では、短い3学期です。
3年生はあと数週間で授業は終わり。
すでに淋しい気持ちでいっぱいですが、笑顔と「ありがとう」で高校生活のラストを見守りたいと思います。
1・2年生も新たな学年に向けて、今学年のラストを大切にしてください。
皆さん、今年もよろしくお願いします。
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