6月4日全校朝礼での学校長あいさつ
25.06.04
おはようございます。
今年最初の定期考査も終わり、結果が返ってきたところだと思います。
皆さん、いかがでしたか?
テスト前の放課後、図書館は自習している人で満席になっていましたし、食堂や教室に残って勉強している人もたくさんいて、皆さん本当によくがんばっていましたね。
「私、挑みます!」という今年のテーマにふさわしい光景でした。
さて、6月に入りました。
6月は私の好きなアジサイの花が本当にきれいな時期です。
私は雨の日が嫌いですが、梅雨の時期であっても、雨に濡れたアジサイの大輪の花を見ると、なんだか心が和みます。
ところで、アジサイの花の色は、土の状態で変わるって知っていましたか?
実は、土が酸性だと青い花が、アルカリ性だと赤い花が咲きやすいそうです。
詳しい仕組みは、ぜひ、この後、理科の先生に聞いてみてください。
植物にとって、土というのは非常に大切なものです。
土に中に広く根を張って、そこから養分や水を吸収したりすることで、成長することができます(もちろん、光も水も大切ですよ)。
自分がどのような場所で育つのか、どのような土壌で育つのかによって、花の色まで変わるんですね。
人間も、似たところがありそうです。
皆さんが高校時代という時期を、どんな場所で、どんな土壌で過ごすのか、その場所が本当に大切だと改めて思います。
花の色が青であれ赤であれ、あるいは白であれ、将来、立派に皆さんが花を咲かせる、そんな土壌、そんな場所に、大阪成蹊女子高校がならないといけませんね。
そのために、私たち教職員も力を合わせようとしていますし、皆さんも力を貸してください。
皆さんが力を合わせてやっと、皆さんが大きく育つ土壌が、皆さんを育てる大阪成蹊女子高校が、出来上がっていきます。
その第一歩として、来る体育祭、みんなで力を合わせましょう。
応援団も、クラスの縄跳びも、いっぱい練習をして本番に臨んでください。
各団、各クラス、一丸となって、ラスト一週間、思いっきり、挑んでください!
大きな花を咲かせましょう!