お知らせ

2月1日全校朝礼での学校長講話

21.02.02
皆さん、おはようございます。今日から2月です。
2月は、1・2年生だけが授業を受ける月でもあります。

皆さんの1年間が終わるのではなく、皆さんの1年間を締めくくる時期になりました。
これまでにも話しましたが、皆さんの職業は「学生」で、その仕事内容は「学習すること」、そして仕事をするうえで大切なことは、「真剣に取り組むこと」です。
何となく学校に来て、何となく授業を受けて、何となく自分の時間を過ごす・・・
そんな日が良くない、というわけではないけれど、残り少ない締めくくりのこの期間は「真剣に!」をポイントに過ごしてほしい、と強く願っています。

また、いよいよ来週は私立高校の入試です。
コロナ禍の現状を考えて、2月10日(水)の入試当日に無事に入試ができるよう、8日(月)と9日(火)を家庭学習日とします。
休日ではありません。勘違いをしないでくださいね。

今年も大阪成蹊女子高校には、多くの出願がありました。
始めに皆さんの職業は「学生」で、その仕事内容は「学習すること」と言いました。
追加します。皆さんの職業は「成蹊女子高校の生徒」で、その仕事内容は「日々、学校内外で大阪成蹊女子高校のPRをすること」。
大阪成蹊女子高校に限らず、学生は制服を着たり、指定の鞄を持つことなどで、その学生の振る舞いが学校のPRにつながります。
部活動などの結果が学校の紹介や宣伝になります。
今回、本校に多くの出願をしてもらえた、ということは、大阪成蹊女子高校生の皆さんの仕事の成果だ、とも言えます。

例えば、イタリア人に出会い、すごく良い印象を持てば、「私が出会ったイタリア人が素敵」ではなく、「イタリア人って素敵!」と
イタリア人全員が素敵だと思わせるような発言をすることはよくあることです。
それと同じで、出会ったり、見たり聞いたりした大阪成蹊女子高校生の印象は、大阪成蹊女子高校生全員の印象につながります。
しかし、それとは逆のことが起きることも決して少なくありません。
苦情や問い合わせの電話がくることもあります。
制服を着ている皆さん一人ひとりの言動は、大阪成蹊女子高校生全員の評価になってしまう、ということも忘れないでほしいです。

皆さんは、それほど強く意識はしていないと思いますが、学校の大切な広報担当者なのです。
広報担当者としての任務も果たしてくれるよう、改めて伝えますのでよろしくお願いします。

最後にコロナのことについて、話をします。
いつ・誰が・どこで感染してもおかしくない状況です。
一方で、何をすれば感染しにくくなるのかが未だにわからない状況です。
だから、「緊急事態宣言」が発令されています。

私は大丈夫、ナンテ決して思わないでください。自分が感染しているかも・・・と考えると不安で押しつぶされそうになりますが、その気持ちは少しでも持ち続けてください。
コロナに感染してしまえば当然ですが、関係者に特定されても保健所の指示により、日々の行動をすべて明らかにして伝えなければなりません。
黙っていたらバレない・・・なんて考えも捨ててください。
その際にポイントとなるのが、マスクを外していたかどうか、ということです。
食事の際はマスクを外しますが、一人で食べたか、前を向いて食べたか、など細かく聞かれると言われています。

先日、生活指導部だよりでも伝えましたが、「マスクを外す時間は極力短く!」を守り、休日や帰宅後の外出も極力しない生活をしてください。
私たち教職員も一緒です。
皆さんで「今、感染しないためにできること」をしっかり続けましょう。
1日1回ニッコリ!も忘れないでくださいね。
では、これで2月の校長講話を終わります。
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