お知らせ

3月19日終業式での学校長挨拶

22.03.19

令和3年度 大阪成蹊女子高等学校 第3学期終業式挨拶
-令和3年度 3学期終業式を迎えて-


皆さん、おはようございます。
今日は、3学期の終業式ですが、令和3年度の終業式とも言えます。

今はまだ、まん延防止等重点措置が発令されていますが、数日後には全国的に解除されます。
しかし、コロナが終息したわけでもなく、特に、この3学期は学級閉鎖や臨時休校の対応をせざるを得ない状況になり、短く授業数が少ない3学期が、更に短くなってしまいました。

今年度も「withコロナ」のまま、不安や戸惑い、そして窮屈さを感じることの多い日々が続きましたが、皆さんができるコロナ防止対策を続けてくれたおかげで、大きな混乱もなく終わることができます。
ありがとう。

さて、世の中では様々な情報が様々なツールで伝えられる中、何でもすぐに信じないで!と思っていますが、私がこれはすぐに信じたい、と思った情報があったので、皆さんにも紹介します。

これはテレビの健康情報番組で得た情報です。
私たちの身体からは100種類ほどのホルモンが出ているらしいのですが、その中に「幸せホルモン」という「オキシトシン」というホルモンがあります。
そのホルモンは、人の感情(気持ち)に大きな影響を与えるホルモンで、幸せを感じることによって脳内で分泌されます。
その結果、イライラしなくなり、他人への愛情や信頼が深まったり、やる気パフォーマンスの向上効果も期待できるそうです。
ただし、ストレスがあるとオキシトシンは減る傾向にあるため、コロナ禍の今はオキシトシンが不足しがちになっていることが考えられます。

そこで、その番組では、この幸せホルモンの「オキシトシン」を増やす方法を紹介していました。
それは、自分で自分を気持ちよく抱きしめる「セルフハグ」。
理由は、皮膚に加わる刺激は、感覚神経で感知され、脊髄を通り脳に伝わるからだそうです。
効果的なセルフハグのやり方も紹介していました。
ポイントは3点。ちょっとやってみましょう。
 ①目を閉じ、ゆっくり呼吸をしながら10秒から20秒ほど自分を抱きしめる
 ②その時「頑張ってるね、お疲れ様、よく我慢したね」など、自分を労わる言葉をかける
 ③手のひら全体を使って腕をゆっくりさする

どうですか。
自分を労わる言葉をかけながら、セルフハグの途中に顔を両手で覆うのもおススメだそうです。
私はこの番組を見てから、セルフハグしまくりです。
皆さんにちょっとでも元気を届けられたら嬉しいです。

来年度、500名ほどの新入生が加わり、大阪成蹊女子高校には1,400名を超える生徒が在籍します。
それぞれが居心地の良い距離感が保てるよう、「忠恕」を意識した行動に期待しています。

桜が咲き、ウキウキする春が近づいています。
ウキウキする気持ちは大切に、マスクをしていても笑顔でいることも大切に、そして何よりもコロナ感染を意識して自分ができる対策をしっかり続けることを一番大切にして春休みを過ごしてください。
約束ですよ。
では、これで私の挨拶を終わります。
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