幼児教育コース「保育技術発表会」の様子
23.02.17
2023年1月27日(金)、幼児教育コース2年生による「保育技術発表会」が行われました。
今年の演目は、ミュージカル『美女と野獣』
今年度は3年ぶりに子どもたちの前で披露することができました。
子どもたちにも、ミュージカルに参加して楽しんでもらおうと手作りのベルや手鏡などを作成しました。
「ビーアワーゲスト」のリズムに合わせてベルを鳴らしてもらったり、手鏡を使って町の人を撃退したりなど、子どもたちが楽しそうにしている姿を見て生徒たちもとても喜んでいました。
本番ではメインキャスト・サブキャスト・音楽隊・ブラックライト・音響・照明、全員がそれぞれの役割を全うし、ひとつの作品を創ることができました。
限られた時間の中で周りの仲間と協力し合い、生徒自身も日々の成長が実感でき、笑顔あふれるミュージカルとなりました。
全員でひとつのものを創るという経験はなかなかできないと思います。
この経験を、将来自分たちが社会に出てからも活かしてほしいと思います。
生徒の感想より抜粋
- ・幼児教育コースとしてみんなで協力し、素敵なミュージカルが完成してよかったです。練習を重ねるにつれて良くなっていったことを実感でき、本番では楽しく発表することができました。エンディングでは園児も一緒にダンスを踊ってくれて嬉しかったです。ミュージカルに対する一人ひとりの努力や周りの支えがあったことで、大人を感動させ子どもたちを笑顔にできたと思います。とても貴重な経験となりました。
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- ・ミュージカルを終えて感じたことは、舞台にたっていなくても一人ひとりに役割があって、その仕事に一生懸命取り組むことは大切なことだということです。先生方のアドバイスや協力もあり、みんなが個人で練習していた結果がきちんと残せたと思います。これから先、大人数での取り組みがある時は、今回の経験を活かして積極的に声をかけあい協力して団結できるようにしていきたいです。
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- ・私はダンスも演技も未経験でした。不安だったので、夏頃からたくさん練習をしました。歌もセリフも何が正解なのかが分からなくて悩んだり、うまく出来なくて落ち込んだりすることがたくさんありました。皆でどうすれば子供たちに伝わるのか、色々な方法を考えて試したりもしました。こんなに頑張ったのは初めてでした。そして、迎えた本番は最高に楽しかったです。先生方が見守ってくれたおかげで最高の作品が出来上がり、最高の思い出になりました。ミュージカルを通して成長できたことを色々なことに活かし、これからの学校生活も一生懸命頑張ります。
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- ・練習が始まった時は、こんなにたくさんの曲を覚えられない、高い声も出せないと思っていました。でも、練習を重ねて歌詞の意味や役の気持ちが分かってくると、もっと上手く歌って踊りたいと思うようになりました。友達同士で、どうすればもっと良くなるのかを考え、工夫する事は思ったより楽しくてとても充実していました。練習すればするほど上達していくのが分かり、本番が一番上手く出来ました。こんなに大勢で一つの作品を作り上げる経験は、何事にも代えがたいものでした。
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- ・オーディションから始まったミュージカルの練習は、想像していたよりも大変でした。メインキャスト、ダンスチーム、ブラックライト、音楽とそれぞれが別々に練習をしていたので、お互いに何をやっているか分からない状態でしたが、全体練習が始まり、バラバラだったそれぞれが合わさって、一つの作品を完成させることに感動しました。練習が辛く、長時間で疲れることもあったけれど、本番は大成功でした。こんなに大勢でミュージカルの公演をするのは最初で最後だと思います。幼児教育コースに入って本当に良かったです。
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- ・最初は同じクラスの子以外とあまり接点がなく、うまく会話ができるかいい作品を作ることができるかという不安でいっぱいでしたが、毎日の練習で意見を出し合っているうちにそんな不安はすぐになくなりました。舞台袖で誰かが困っていたら気付いた人が助けたり、緊張している人がいたら声をかけあったりと、クラス関係なく全員がひとつになってミュージカルを楽しめたように感じました。この学年で美女と野獣をすることができて本当によかったです。