音楽コース1年「合唱特別授業」の様子
20.11.20
2020年10月30日(金)音楽コース1年生の「音楽探求」の授業で、大阪音楽大学学長の本山秀毅先生をお招きし「合唱特別授業」を行いました。
生徒たちはこの日のために、限られた回数ではありましたが練習と準備を進めてきました。
曲は、アンジェラ・アキ作曲の「サクラ色」と、木下牧子作曲の「さびしいカシの木」の2曲です。
まず、発声練習から始まりました。
初めは緊張していた生徒たちでしたが、先生のご指導で次第に緊張がほぐれ、リラックスした声に変化していきました。
歌うことで大切なことは、「響きとブレス」と教えていただき実践していくうちに声と響きがどんどん変わっていくのがわかりました。
「サクラ色」では、言葉の意味で表現や表情を変化させ、お互いのパートを聞き合いながら歌うことができました。
曲の後半で転調してからは、サイドステップを踏み、クラッピングをしながらノリノリで歌いました。
その効果なのか、声だけでなく自然と表情も明るくなり、いい響きで歌えていたのが印象的でした。
「さびしいカシの木」では、各パート2人ずつの計6人で歌うことに挑戦しました。
少人数ということもあり、よりお互いの存在を近く感じられるため、アンサンブルに集中して歌うことができました。
コロナ渦で、本格的な合唱の授業が入学後初めてだった生徒がほとんどでしたが、表情は生き生きしており、音楽を共有し、一緒に作り上げていく楽しさを実感してくれた様子でした。
今回学んだことは、他のジャンルの演奏にも必ず役に立つはずです。
今後、各分野で学んだ事を活かしてくれるよう期待しています!
音楽コースでは今後も大阪音楽大学と提携し、今後も様々な体験型授業を提供していきます。