「MOTTAINAIプロジェクト」の活動報告
20.05.15
本校はユネスコスクールに加盟しており、国内外のさまざまな問題を考え、行動する活動を継続的に行っています。
2020年1月には3年生が、ユネスコスクール活動の一環として、グラウンドシューズのリユースによる支援に取り組みました。
体育の授業で使わなくなったグラウンドシューズを回収し、ボランティア団体を通してフィリピンに届ける内容で、たくさんの協力のおかげで177足ものシューズを集めることができました。
そして2020年5月9日、今年の卒業生がリユースしたグラウンドシューズが、必要としている方々のもとに無事に届けられました。
「MOTTAINAIプロジェクト」とは、今後使うことがないけれどまだまだ使える、そんな「もったいないもの」に目を向けた活動です。
今回リユースに協力していただいたフィリピンのボランテイア団体「DAREDEMO HERO」の内山さんよりお礼のメッセージが届いています。
DAREDEMO HERO内山です。
実は、昨日継続支援を行っている、ゴミ山のある集落で、50世帯以上が全焼する火災がありました。
現在その地区は(コロナウイルス対策の為)ロックダウンしていて、燃えてしまった生活必需品が購入できない状況です。
そのため、いただいたシューズを配布させていただきました。
身一つで逃げ出した人も多かったので、シューズはとても喜んでいただきました。
ご協力いただきました生徒の皆様にも、お伝えいただければ幸いです。
みんなのシューズとあたたかい気持ちは、しっかりと現地に届きました。
本校は、これからもユネスコスクールとして、これからもさまざまな国際問題について学んで行きます。