2019年3月18日から30日まで、セブ島語学研修が実施されました。
今回で二度目の実施となるセブ島での語学研修には、14名の生徒が参加しました。
ZA English Academyいうセブ島にある語学学校に宿泊し、平日は1日中、英語のマンツーマンレッスンやグループレッスンを受けました。
授業は、リスニング・スピーキング・リーディング・ライティングをはじめ、プレゼンテーションやディスカッション、発音の矯正や表現力の向上など幅広い内容にわたって行われました。
週末には「DAREDEMO HERO」というボランティア団体を訪問し、そこでボランティア活動を行いました。
ボランティア団体が支援している子どもたちとレクリエーションをしたり、現地の生活を見させていただき、そこに住む子どもたちと交流をしたりしました。
また、今回のボランティア活動では、研修中にボランティア団体を訪問するだけではなく、事前に校内でTシャツの支援を募り、それをフィリピンへ送るという取り組みも行いました。
全校生徒に呼びかけ、150枚のTシャツが集まりました。
集まったTシャツは、ボランティア団体を通して、Tシャツを必要としている子どもたちに渡していただきます。
今回のボランティア活動を通して、フィリピンの現状を知り、「ボランティア」というものについて考えるきっかけになったとともに、私たちにとっては当たり前である日本の環境がいかに恵まれているかということに気づき、日本での日常生活に感謝する気持ちが芽生えた生徒もいたようです。
また、フィールドワークとして、サン・ペドロ要塞やサント・ニーニョ教会などを訪れ、フィリピンの歴史や文化についても学びました。
そして、2週間にわたる語学学校での授業の最終日には、修了式が行われ、ひとり一人、修了証を受け取り、本校からは代表の生徒2名がスピーチをしました。
この2週間、日本とはまったく異なる環境のなかで、朝から夕方まで1日8時間に及ぶ英語のレッスンを受け、夜には課題をして、毎日必死に勉強をしました。
また、ボランティア活動では、日本では得られない貴重な経験をして、それぞれがさまざまな形で大切な何かを感じたと思います。
セブ島語学研修でのすべての経験が、これからの学校生活において、さらにはこれからの人生において、大きな糧になることを願っています。
※次年度の行き先は、世界情勢を鑑みて決定します。