全校生徒のみなさん、おはようございます。
今日も本校のグローバル教育についてお話したいと思います。
先週私は2年幼児教育コースのみなさんとチェコ共和国への修学旅行に参加してきました。
今週は全学年から参加を希望した35名のみなさんと台湾への交流研修に行ってきました。
それぞれの地で生徒のみなさんの成長する様子を見ることができてとても感動しました。
成蹊は本当にグローバル教育が充実していますよね。
さて、たくさんある海外渡航先の中で、今日はセブ島を取り上げてお話をします。
もしこの話にタイトルをつけるとしたら、「自分のテーマ」という題になります。
私はフィリピンに行った事がありません。セブ島に行ったことのない私が興味を感じる点についてお話するということです。
私のテーマ1、これは私自身が研修に参加するとして、事前に気になることのことです。
それは4つあります。1つめは、セブ島がビーチリゾートとして急成長した理由は何かということです。
2つめは、なぜフィリピンはアジアにあるのに英語圏なのかということです。
3つめは、なぜフィリピンの経済成長率はアジア有数になったのかということです。
4つめのセブ島のボランティアについてすぐにわかったので、先に答えを書いてあります。
セブは子どもの教育や福祉に関するボランティアが多い。一方で日本は介護と災害ボランティアが多い。
フィリピンでは子どもの数が多く日本は高齢化が進んでいるという違いなのです。では1~3まで話をしてみます。
セブ島が観光地として急成長した理由は何か、調べたところその理由は次の通りでした。
①気候がよい、②自然が豊かで海がきれい、③自然が豊かで海がきれい、④アジアだけど英語圏である、⑤物価が安い、⑥親日である、⑦マンツーマンでオール英語の語学研修が受けられる、というものです。
次に、なぜフィリピンは英語圏なのか。これも調べたところ、歴史と教育と社会の背景があることがわかりました。
①歴史 1898年 ~ 1942年アメリカの植民地だった、②教育 フィリピン語と英語による二言語併用教育政策をとっている、③社会 海外に出稼ぎに行く人が多い。これがフィリピンが英語圏である理由です。
最後に、なぜフィリピンの経済成長率はアジア有数になったのかです。
この理由は、①海外に出稼ぎに行く人が家族に送金する、②国内での消費量が多く、GDP(国内総生産)を支えている、③海外からの投資額が多く、サービス業が増加しているという3つが理由です。
私のテーマ 色々調べた結果、現地でしたいことは次の2点です。
①マンツーマンの英語講習にベストを尽くす、これは自分のためです。
②日本語ボランティアに参加し子どもたちに日本語を教える、これは現地の子どもたちのためです。
こんな風に、①事前に知りたいことと、②現地でしたいことを自分のテーマとして私は考えるようにしています。
みなさんも自分のテーマを持って国際経験を深めてください。今日のお話は以上です