2018年12月8日~13日、美術科2年生が修学旅行でフィンランドを訪れました。
関西空港を出発、直行便で約10時間半のフライトでヘルシンキ空港に現地時間15:00に到着。雨の中を元老院広場前のクリスマスマーケットを目指しバスで出発しました。
あいにくの冷たい風雨にも拘らず、生徒たちは目を輝かせお土産品を楽しそうに探しています。
その後バスに再び乗車して、ホテルに向かいビュッフェ形式の夕食をとり、一日を終えました。
この日は、クラスを2班に分け、世界的な建築家であり、デザイナーのアルバ・アアルトの自邸とアトリエ見学、そしてフィスカルス社(旧アラビア工場)を各班入れ替え制で見学をしました。
当時のアアルとの生活や、デザインの仕事に思いを馳せたり、フィスカルス社のデザイナー達のアトリエも見学をさせていただいて、デザインの仕事の一端を垣間見ることが出来、大変刺激的な一日でした。
その後、岩の教会テンペリアウキオ教会で、素晴らしい男性コーラスのリハーサルに遭遇するという幸運がありました。
3日目は、ヘルシンキ市内を離れバスで約1時間半ほど離れた校外のフィスカルス村へ出かけました。
フィスカルス村はフィスカルス社の製品、フィスカルス・アラビア・イッタラなどの製品等のデザインに関わっておられる作家や、デザイナーの方々が実際に住んで創作活動を行っている村で、生徒たちはワークショップや、作家の講和、ギャラリーでの作品鑑賞などをして有意義な一日を過ごしました。
また、その後マリメッコ本社横のアウトレットショップにて買い物も楽しみました。
この日は予定にはなかったのですが、ラッキーにも12月6日にオープンしたばかりの、ヘルシンキ中央図書館を、少しだけ見学することが出来ました。
この日は、フィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスを記念して作られたシベリウス公園で集合写真を撮った後、現代美術館「キアズマ」、デザイン博物館を見学し北欧の現代美術やデザインに触れることが出来ました。
夕食前に市内の繁華街エスプラナーデ通りを歩いて、映画「かもめ食堂」で有名なアカデミア・ブック・ストアーを訪れた後、ヘルシンキ中央駅近くのクリスマスマーケットに立寄ったところ、ラッキーにもサンタクロースと遭遇し、生徒数名が一緒に写真を撮って頂くことが出来ました。
そして、フィンランド修学旅行最後の夕食は、ヘルシンキ市内のお洒落なイタリア料理店で、おいしい料理を堪能することが出来ました。
いよいよ最終日、ヘルシンキ中央駅を散策後、アテネウム美術館を背景に全体写真を撮影しました。
そして最後のプログラム、アテネウム美術館で作品鑑賞を行った後、レストランで昼食をとって、いよいよヘルシンキ空港に向けてバスが出発です。
関西空港へ向け飛行機が飛びたち、楽しかったフィンランドの旅も、とうとうフィナーレへと向かいました。