お知らせ

6月1日全校朝礼での学校長講話

17.06.01

平成29年度 大阪成蹊女子高等学校 6月全校朝礼講話

 
まず、最初に一昨日の体育祭は、すばらしい体育祭でした。
生徒会や体育祭企画委員の皆さん、応援団の団長さん、団員の皆さんから、そしてすべての生徒の皆さんから、たくさんの感動をもらったことにたいへん感謝しています。
また、来賓としてご覧いただいた、学園の石井理事長先生をはじめ、大阪成蹊大学さらに大阪成蹊短期大学の両学長先生から、成蹊生の頑張りを高く評価していただきました。本当にうれしく思います。
さて、今日から6月になりました。6月には国際交流の機会があります。
来週6日の火曜、台湾の交流校である金陵女子高校から27名の生徒が本校に来られます。2年生の全クラスで交流活動を行いますが、是非とも「最大のおもてなし」で迎えて欲しいと思います。
また、冬には金陵女子高校へ訪問するのですが、参加希望者も夏には募集が行われる予定です。
昨年と同様に、1学期末成績の優秀者には台湾研修の参加費に奨学金も付与されます。
普段の学習もしっかり取り組んでください。
そして、6月26日には、昨年のとおりアメリカから3名の高校生が本校に短期留学で来られます。
3つのクラスに入って、一緒に勉強することになりますが、このクラスの生徒の皆さんにも、「最大のおもてなし」を期待しています。
 
さて、今日の講話で、是非皆さんに考えてもらいたいことがあります。
それは、親と子の関係についてです。ここ数年、家庭内のトラブル、親子の関係の「つまづき」などで、学校を離れる生徒が少なくありません。
本校では、残念ながら1年間で20名前後の生徒が、何らかの理由で学校を離れています。
本校は、決してこの転学や中途退学者が高いわけではありません。大阪の高校の平均の転学・退学率は3%を超えていますが、本校はその半分以下で決して高くありません。
しかし、校長として、本校に入学したすべての生徒に卒業してもらいたいのです。私は、転学・退学率ゼロをめざしたいのです。
生徒の皆さんが、高校に通い、友だちを得て、学び、成長できるのは、お父さんやお母さん、保護者のおかげであるというのは決して忘れてはならない事実です。
しかし、時には、親と意見が合わず対立することもあるでしょう。
しかし、深刻な対立になる原因は、すべてが子どもせいではないにしても、皆さん方にもう少し大きな心、他者の意見を率直に受け入れる心、そして親に感謝する心が、少し足らなかった場合もあるのではないでしょうか。
今日、今からお話しする話は、父親と子の愛情の深さを物語る実際のお話です。
3分程度のお話を聞いてください。
 
(動画見る)
 
どうでしょうか。親と子のきずなの深さを感じてくれましてか。
私たちの建学の精神である「忠恕」の精神、思いやりと誠実さをしっかり身に付け、皆さん方自身が、親に感謝し、温かい家庭を築いてくれること、そして本校でしっかり学び、成長することを期待して、6月の講話とします。
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