お知らせ

5月1日全校朝礼での学校長講話

17.05.01

平成29年度 大阪成蹊女子高等学校 5月全校朝礼講話

 
新学期が始まり、早いもので1か月経ち、今日から5月になりました。
4月に入学した1年生の皆さんにとっては、とても早い1か月だったのではないでしょうか。
この間、各コース別に宿泊研修が行われ、学校生活に慣れてきた頃と思います。
まだ、部活動に入っていない人、また、部活動に入ろうか躊躇している人は、是非、興味ある部活を見つけ、入部してもらいたいと思います。高校生活を充実させるためにも、部活はとても大切です。
 
朝、相川の駅前に立っていると、多くの生徒が元気に挨拶をしてくれます。
中には、私の顔を見て笑顔で挨拶してくれる生徒や、大きな声でなくても、笑顔でうなづいてくれる生徒、私は嬉しくなります。
笑顔で挨拶できる生徒は、心が豊かで、すばらしい人であるにちがいありません。集団で生活する中においては、周りを明るくする人が、最も価値があり、ある意味、学力以上に社会で通用する資質です。
プロ野球のヤクルトと阪神の監督をされた野村克也監督は、挨拶について考え深い言葉を残しておられます。
ID野球としてデータを重視した「考える野球」の創設者の監督は、選手の価値を成績というデータだけで判断するのではないかと見られがちなのですが、野球という集団の中では、人としての心の在り方、持ち方も大切にされていました。
このような言葉を残されています。
「挨拶からすべてが始まる。大きな声で挨拶すると、相手と自分の『心の扉』が開く。自分の周りの世界が広がり、幸せに満ち溢れる。挨拶は、人間らしく生きるための基本の心である。」と、述べられています。
監督として、いくら調子が良い選手でも、監督やコーチにきちんと挨拶できない選手は、決して1軍に昇格させなかったということです。
 
本校で学ぶ生徒全員が、すばらしい笑顔で挨拶できる人、野球で言うならば1軍で活躍できる生徒に育ってほしいと願います。
 
さて、現在、高校食堂と部室の建て替え工事が進められています。1年間、食堂が使えないので、生徒の皆さんにはたいへん不便をかけていますが、来年に完成予定の外観図を今日は見てもらいます。(画像表示)
 
この5月は、本校としてはじめとなる学校外の体育館を借り切って体育祭を実施します。
企画委員の皆さん、生徒会の皆さんのリードのもと、すべての生徒の力が結集した、すばらしい体育祭になることを期待して5月の講話とします。
この後、3月のオーストラリアでの語学研修に参加した生徒の体験発表を行います。
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