お知らせ

1月8日始業式での学校長あいさつ

26.01.08
皆さん、あけましておめでとうございます。
また新たな一年が始まりました。
実り多い一年になるよう、体調に気を付けて、元気に過ごしていきましょう。

さて、今日は少し心が温かくなる話を一つ紹介します。
阪急電車を利用されている方から聞いた話です。
ある駅で、白杖を使われている、目の不自由な方がいつも乗車されているそうですが、その方に自然に席を譲ったり、席がないときには立ちやすい位置に案内したりしてくれる本校生がいる、とのことでした。
制服から本校生だと分かるものの、学年などは分からないそうですが、とても嬉しい話だと思いました。

私は毎朝、地下鉄の井高野駅を利用していますが、白杖を持った男性とよくすれ違います。
その方は、点字ブロックを頼りに、いつもお一人でホームへ向かわれています。
毎朝のことなので、特別に声をかけることはありませんが、私が一つだけ心がけていること、それは、その方の進路を妨げない、ということです。

先日、スマートフォンを見ながら歩いていた大学生くらいの人が、その白杖の男性とぶつかりそうになる場面がありました。
私が「危ない」と思った瞬間、その人も気づいてよけてくれたため、肩がすれ違う程度で済みました。
しかし、目の不自由な方にとって、何かにぶつかるということは、大きな恐怖を伴います。
場合によっては命に関わることもあります。
ですから、ぶつからないことはもちろんですが、すぐ横を足早に通り過ぎないことも大切だと思います。
相手を「ヒヤリ」とさせないよう配慮する気持ちが大切ですよね。

私たちの周りには、自分とは違った特徴や事情を持つ、さまざまな人が生活しています。
ほんの少しの心配りがあるだけで、周りの人が安心できる社会になります。
そして、そのような社会は、私たち自身にとっても安心して暮らせる社会だと思います。
自分の周りを少し意識して、ちょっとした気配りができればいいですね。
そんなことを思った年の初めでした。

新しい年を迎え、皆さんの中にも「今年はこれをしてみよう」と考えた人がいるでしょう。
今が、その第一歩を踏み出すチャンスです。
「私、挑みます!」の精神で、ぜひ、チャレンジしていってください。

それでは改めて、皆さん、今年もよろしくお願いします。
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