お知らせ

12月25日終業式での学校長あいさつ

25.12.25
皆さん、おはようございます。
寒くなったり、少し暖かくなったりを繰り返しながら、季節が進んでいきますね。
皆さん、体調には気を付けて、風邪などひかないように過ごしてください。

さて、私は昨日、国際交流研修で訪れていた台北市から帰ってきたところです。
今年の5月末に本校に来てくれた台湾の金陵女子高級中学校を訪問し、交流をしてきました。
本校からは22名の生徒が参加し、授業やホームステイなどを体験しました。
参加者全員が、楽しく、また有意義な体験を積んでくれたと思います。

また、先週は修学旅行でタイのバンコクに行ってきました。
2年特進コースと音楽コースのみんな、楽しかったですね。
その他のコースの皆さんも、きっと楽しんでくれたことと思います。

もう一つ、11月末のことですが、英語コースの2年生が「オーストラリア短期留学」の報告と、日豪の文化の違いなどについて、気づいたこと、学んだことを発表してくれました。
素晴らしい報告会で、海外経験を積んで成長したことが実感できる、非常に密度の濃い内容でした。
このように、この1か月間の私は、まさに「グローバルであること」を体感していました。
海外に出ると、日本との違いを目の当たりにします。
仏教国のタイでは、あちらこちらでオレンジ色の袈裟を着た僧侶の姿を多く目にしますし、台湾では、交差点の一番前にバイク用の停止線があり、その後方に車が停止しているという光景が見られました。
食べ物についても、日本とはスパイスや味付けが違うため少し不安もありましたが、タイの料理も台湾の料理も、とても美味しかったです。
また、日本とは大きく異なる遺跡など、これまで写真や映像でしか見たことのなかったものを、直接見て、感じることができました。
タイのアユタヤ遺跡では、私自身が少しはしゃいでしまったようです。
「校長先生が楽しんでいる旅行は、いい旅行だと思います」と添乗員さんがおっしゃっていたそうで、仕事で行っているのにと、少し恥ずかしい気持ちになりました。

それはさておき、現地に行き、その土地の文化や人々に触れ、それを理解することは、とても大切なことだと私は思っています。
そうした体験をした皆さんが、グローバル化する日本社会の担い手となり、他の国から来た方々と共生していく社会を築いていってくれることを、心から願っています。
そして、そのためには「簡単な英会話」と「やさしい日本語」がとても大事です。
翻訳アプリも進歩してきましたが、翻訳アプリでは雑談ができないので、仲良くなるのが難しいですね。
将来のためにも、ぜひ語学の勉強をしてみてくださいね。

それでは、今年はこれでおしまいです。
年が明けた始業式には、また元気な顔を見せてください。
どうぞ良いお年を、そしてメリークリスマス!
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