幼児教育コース「赤十字幼児安全法支援員養成講習」の様子
25.08.04
2025年7月29日~8月1日のうち2日間で、幼児教育コース3年生の希望者44名が「赤十字幼児安全法支援員養成講習」を受講しました。
午前の講義では、「幼児安全法とは何か」というお話から「子どもの成長発達と事故予防」「子どもの病気と看病のしかた」「地域の子育て支援」まで、幼児の安全を守るための方法を包括的に学びました。
また午後の実技では、「子どもに起こりやすい事故とけが」、「応急手当」や「幼児・乳児の心肺蘇生」「気道異物除去」の方法などを様々な道具を用いながら学びました。
全体を通して、講義中に熱心にメモを取る姿や集合時間よりも早く登校してスカーフやパンストを用いた応急手当の自主練習を行っている姿が印象的でした。
この経験は今後の生徒たちの自信に繋がるものになったと思います。
生徒の感想より抜粋
- ・赤十字の皆さんが優しく教えてくださったので、難しい内容でしたがとても良い2日間になりました。講義を聞くだけでなく、自分たちが実践できる場面も多くあったのでしっかりと身についたと感じることができました。
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- ・心肺蘇生や応急処置のやり方やポイントなどを聞いたあと、友達に包帯巻きの練習相手になってもらって何度も練習したので、上手くできるようになりました。この経験を通して、「もし目の前に倒れている子どもがいた時にどうやって動いたらいいのか」「今あるもので何ができるか」などを考えることができました。
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- ・講習は自分が思っていた以上に大変でした。特に怪我の処置では布を綺麗に締め付け、固定することが難しかったです。講習では、安心させるためには声かけが大切だと改めて学べました。また心肺蘇生とAEDを用いたデモンストレーションなどとても貴重な体験をさせていただきました。誰かが倒れていた時にはこの経験を活かしたいと思います。
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- ・この講習を受ける前は、もし人が倒れていても何もできずに終わっていたと思うけど、自分が行動することの重要性を知れたので、これからは勇気を出して行動したいなと思いました。みっちりと勉強させていただけて本当にいい経験になりました。