幼児教育コース「保育室の環境づくり」の講義の様子
25.06.06
2025年5月26日(月)・6月2日(月)、幼児教育コース1年生が学園内連携授業の一環として、大阪成蹊短期大学須河内先生による講義を受講しました。
「保育室の環境づくり」というテーマで、環境づくりには「人」「物」「場」の3つの要素が大切であることを学びました。
また授業の後半には大阪成蹊短期大学の保育実習室に訪れ、クッションフロアや壁面の飾り付けなど保育室ならではの工夫を目の当たりにし、貴重な経験となりました。
ぜひ、連携授業での学びを今後の体験学習に繋げてほしいと思います。
生徒の感想より抜粋
- ・保育における環境で大切なことは、先生が口頭だけでいうのではなく、子ども主体で遊びを作り、完成させることだと知れました。その時に先生が子どもたちの気持ちを惹きつけることが大切で、常に工夫をしながら実行していることが分かりました。また、実習室では床が柔かったり、スペースごとに低めの仕切りがあったり、現場では1つ1つの作業に集中ができるように工夫がされていると感じました。
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- ・保育をするにあたって環境が大事だと分かりました。中でも「人」「物」「場」の3つの要素が、とても大切だと分かりました。例えば、1枚の折り紙を折るだけでも、どの折り紙で、どこでなど1つのことをするだけでも、たくさんの環境が含まれていると知りました。3歳児などには、赤・青・黄などの分かりやすくて、見やすい色、5歳児には似ているが、少し違う色の折り紙を配るという工夫をされている点がすごいと思いました。
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- ・初めて大学の中に入り、こどもが楽しみそうな飾りがいっぱいで、それだけでも楽しかったです。先生のお話を聞いて、保育環境がこどもたちにとって大切であり、こどもたちのために色々工夫されていて、驚きました。最後に折り紙で飛行機を作って遊んだ時にも色など考えて、渡していることが分かりました。
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- ・作業をするとき、机と椅子で行うのが普通だと思っていましたが、椅子だけで作業する(自分だけのスペースが確保できる)、机で作業する(物をたくさん取りに行くときに立ったり座ったりするのが大変なため)、床で作業する(積み木や列車を作るとき範囲が決まっていると作る場所がないため)など、何となく過ごしてきた保育室には、色々な工夫がされていたことを知りました。少しの工夫で多くのことが変わることが分かりました。
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- ・椅子も机も床も、高校と全く違う素材で、小さいので「子ども専用」という感じの椅子と机で可愛かったです。須河内先生に教えて貰ったことを、6月・11月の体験学習で活かしたいです。
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