幼児教育コース 赤ちゃん人形の抱き方・触れ合い遊びについての学習の様子
25.01.30
2025年1月20日・1月27日に幼児教育コース1年生が、大阪成蹊短期大学 幼児教育学科樋口先生による「赤ちゃん人形の抱き方・触れ合い遊び」というテーマの授業を受講しました。
併設の大阪成蹊短期大学の実習室で、2人に1つ赤ちゃん人形を用意していただき、実践的に学んでいきました。
抱っこの仕方一つとっても、赤ちゃんが心地よいことはもちろん、少しの心遣いで保護者の方への対応の仕方も変わることを学習しました。
また、新生児・乳児のことについての学習を通して、改めて自分自身を育ててくれている母親への感謝の気持ちを感想に書いている生徒が多くいました。
生徒の感想より抜粋
- ・赤ちゃん人形を抱っこしてみると思っていたより頭が重くて驚いた。そのことから、頭と首は大事に扱わなければならない部分だとわかった。
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- ・赤ちゃん人形を抱っこして、抱き方、相手への渡し方、置き方などを学び、赤ちゃんへたくさん話しかけることなど実際に触って知れたので、今後たくさん活かしていきたいと思った。本物の赤ちゃんみたいに頭がグラグラして、右と左で抱っこする腕を変える時に首を支えることが難しかった。
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- ・保育のプロとして、保護者が預けている赤ちゃんをお迎えに来た時に、荷物などを肩にかけていた際に赤ちゃんの頭をどちらに向けて渡すことが気遣いになることを知った。
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- ・赤ちゃんは生後57日から預けることができることにとても驚いた。赤ちゃんの耳が発達しているということを知り、声を掛けること事の大切さを知った。
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- ・赤ちゃんは、あまり目が見えないことが印象に残っている。そして、30㎝くらい近づくと見えることも初めて知った。
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- ・赤ちゃんと接する時はピアスや指輪などの装飾品は外し、髪の毛を縛る。そして、気持ちを込めて、名前を呼んであげると、自分のことを愛してくれているとわかり、心を解放して受け入れてくれることがわかった。
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- ・わらべ歌は、3歳児くらいからだと思っていたけれど、0歳のうちに聴かせておくと、イヤイヤ期の時の対策になるとわかった。歌に触れることで、自然と覚えることもわかった。
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- ・赤ちゃんを抱っこする時も気を配って着る服や髪の毛を考えることを初めて知った。弟や妹を抱っこする時は、家とか家族ということもあり、手洗いやうがいなど病気にならないように気を配ってきた。しかし、保育者は他人であり、命を預かっている場なので、そういうところにも気を配っていかないといけないことを知ることができた。
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- ・保育者になるには、勝手に3歳ほどの子どものことを理解しておけば良いと思っていたので、保育者になる難しさをより感じることができた。
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- ・赤ちゃんに対して「いないいないばあ」をする時、顔を見て笑っているわけではなく、顔が隠れて次に現れるまでの間を楽しんでいることを知った。赤ちゃんは不思議なところに興味を持つと思った。他にも声は低めより高めの方が反応しやすいなど今後役に立ちそうな話をたくさん聞くことができた。
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- ・将来保育士になるために、抱っこの仕方だったり、少しの心遣いだったり、知らなかったことをたくさん学ぶことができて良かった。実際に赤ちゃん人形を触って、実践して改めて大変な仕事だと感じたと同時に、より一層保育士になりたい気持ちが強くなった。
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- ・今回は、新生児のことについて学びましたが、親がとても大変な中、大切に育ててくれたんだなと改めて知ることができました。自分が親になったとき、乳児を預かるとき学んだことを活かせるように頑張りたい。
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