幼児教育コース 「こども文化」講演会の様子
24.11.28
2024年11月6日、幼児教育コース3年生「こども文化」の授業で、日本子育て支援機構代表理事浜辺さんによる講演会を実施しました。
虐待についての学習をこども文化の授業でも行った後、この講演会でも虐待の原因についてしっかりと考えました。
そして、行政は虐待が起きてからしか対応できないと学習し、起きる前に防ぐことの大切さを学びました。
講演会の後の今も、自分たちに何ができるかを考え、各班に分かれ発表する準備をしています。
生徒の感想より抜粋
- ・今までは、虐待についてのニュースを見ても、「可哀そうだな、自分のストレスを子どもに押し付けるのは良くない」としか思っていませんでした。しかし、こども文化の授業で学習したり、今回の講演を聞いて、やはり虐待という行為は許せないけど、「虐待している親を一方的に責めたり、けなしたりすることは違うのではないか」と感じました。そして、初めから虐待をしようと思って産んでいるのではなく、周囲の環境によって、親の気持ちがいっぱいいっぱいになってしまうということを私たちがもっと理解しなければいけないと感じました。
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- ・将来保育士になるなら、虐待については考えないといけないと思うし、知識も身につけておかないといけないと思うので、実際に虐待をなくす為に行動されている人に話を聞けて良かったと思いました。保護者の相談にのるときは、まず自分の心に余裕があることが大切だと学び、確かに自分自身がしんどくなっていたら、それが相手にも伝わってしまうので状況を整えてから話をしようと思いました。
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- ・児童虐待防止のために自分ができることは親の話を聞いてあげることぐらいしか考えられなかったけど、その「聴く」ということだけで8割が解決できると学び、それだけ話を聞いて、共感していくことが大切なんだと思いました。今の自分にできることとして、友達の相談ごとを聞くことが将来の練習になると学んだので、今からでも練習して、将来保育者となったときに保護者の話を聞いて、少しでも児童虐待の数を減らしていくことに貢献できたら良いなと思いました。
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- ・こども文化の授業でも虐待について少し学んでいたので理解はしていましたが、今回の講演で原因だけではなく、どうすれば虐待を未然に防ぐことができるか勉強することができました。ゼロ会議が大切にしていることを私自身が今から大切にして、保育者になったときに一人でも多くの保護者の気持ちを楽にできるようになろうと思いました。今からでも、私にできることをしようと思える講演会でした。
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