幼児教育コース 学園内連携授業「保育者としての心構え」の様子
24.11.01
2024年10月28日、幼児教育コースの1年生が学園内連携授業の一環として、大阪成蹊短期大学園田育代先生による講義を受講しました。
「保育者としての心構え」について学ぶ機会となりました。
最初に園田先生の「保育者としての心構え」のお話を聞いた後、「生卵を救え!」というお題で、新聞紙・セロテープ・ストローを使って、生卵を高いところから落としも割れないようにすればよいのかを各グループで考え作品を作成しました。
みんなで協力しコミュニケーションをとりながら作品を作成することの大切さを学ぶことができました。
生徒の感想より抜粋
- ・「保育者になる」ということは、“保育のプロになる”ことだと教わった。私はただの保育者・幼稚園教諭という職業だと思っていたけれど、子どもの最善の利益を守るためのプロでないといけないと感じた。そして、「ねらい」を掲げて、計画を立てて、1日1日内容を考えることが大切だということがわかった。
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- ・保育士として働くために、子どもたちの命を預かるので、子どもには健全な心身を育むと聞いて、あらためて保育士という仕事の大変さや魅力に気づくことができた。子どもを笑顔にするだけでなく保護者にも安心だとわかってもらえるように必要があると思った。
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- ・子どもたちの安全を第一に考えるようにする。勝手に危ないことはせず、何かをする時は11月の体験学習先の先生に許可をもらってから行うようにする。子どもたちに将来どうなってほしいのかを考えながら行動する。
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- ・子どもたちはまだ何も知らない状態で、この小学校に行くまでの期間にたくさん学ぶことがあるからこそ「ねらいを決めて行動する」ということはとても大事なことだと気づいた。先生たちは常に考えて行動されているので、自分も常に考えて行動し、体験学習ではその園のねらいに合わせて自分も動こうと思った。
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- ・自分がこれから何をしていくことが大切かを知ることができた。豊かなコミュニケーションスキルや様々な経験を積極的に取り組んだり、自分の感情をコントロールして、笑顔を絶やさないようにしたりなど、今から自分で意識していきたい。自分が子どものお手本になれるように、言葉遣いや物の扱いを丁寧にすることを心がけたい。
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- ・コミュニケーション力をあげるために日々の生活で、いつも以上に大きい声で挨拶をして、体験学習の時には、子どもたちや保護者の方に笑顔で大きな声で挨拶できるように心がけようと思った。何事も挑戦する気持ち、態度をもって、全力で取り組んでいきたいと思った。
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- ・園田先生のお話を聞いて、今の高校生活のうちにたくさんの人と話し、コミュニケーション力を見つけようと思った。また、物事などに好奇心を持ち、全て前向きに考えて取り組んでいきたい。体験学習では、内容の確認をし、自分自身は何ができるか何を進んでできるのかを考え行動しようと思った。
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- ・「生卵を救え!」の作業では、自クラスのメンバーだけではなく隣のクラスのメンバーと協力して、「これはどう?」「こっちのほうがいいんじゃない」など決めつけるのではなく、質問のようにしてみんなの意見を求めやすいようにしたり、初めに決めた作戦から作っていくうちに次々と意見が出て変更していったのでとても楽しかった。しっかりコミュニケーションをとることが大切だと思った。
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- ・卵を割れないようにするためには、どうすればいいのかを考えるのは難しかったけれど、グループのみんなで話し合って協力することができて楽しかった。日頃から動作を丁寧に心掛けて、無意識でも行動できるようになりたいと思った。
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- ・今日改めて保育者としての基本がわかり、実際に工夫をして仲間と協力して何かを作るときの自分の態度や発言を見直すことができた。体験学習では、今日のお話のことを活かして、子どもたちだけではなく先生方ともしっかりコミュニケーションを取り関わっていきたいと思った。