キャリア特進コース進路講演会の様子
17.06.06
2017年6月2日(金)、キャリア特進コースの生徒を対象として、大阪大学蛋白質研究所の篠原彰先生に「遺伝子(染色体)が語るヒトの出産の話」というテーマでご講演いただきました。
遺伝子が1つ変わるだけでも表面的な見かけが大きく変わること、ヒトの場合22000個の遺伝子のうち遺伝子が5つ程度変異することでガン化すること、染色体数の異常で病気になったり、高齢出産は流産の確率を高めること、遺伝的な要素だけで資質や性格など決まるわけではなく環境などの要因が大きいことなど、お話いただきました。講演後、生徒からは時間一杯までたくさんの質問が出てきました。
さらに講演会終了後、質問しきれなかった生徒が校長室を訪れ、校長室は質問者であふれました。篠原先生には20項目ほどの質問に丁寧に答えていただきました。生徒たちの関心の高さ、質問の多さと幅広さに圧倒されてしまいました。
貴重なお話を伺うことができ、生徒たちにとって画期的な一日になりました。
副校長 岡本尚友